乳検

　今日は、毎月ある乳牛検定の日。
毎月、個体別の乳量、乳成分、乳質などを測るものです。
その結果を受けて１ヶ月のえさのメニューを変えていきます。

うちは基本的に粗飼料は好きなだけ！限りはあるが・・・。

デントコーンサイレージ、ラップサイレージです。
細かいことを言えば、その牛の泌乳ステージ、ＭＵＮなどを考慮して配合飼料と大豆粕、ビートパルプを調整していくだけです。

ビートパルプはどの牛も2～3ｋｇ、調子の悪い牛や産後は4ｋｇ

大豆粕はデントコーンサイレージ主体なので300～600ｇ

配合飼料は5～10ｋｇ、初産牛は例外を除いて乳量にかかわらず一律8ｋｇ！それは初産牛がまだ成長途中だからです。よく食べる牛なんかは太ってきますが、そこら辺は臨機応変にしてます。

このメニューが正しいとは限りませんが、そこそこうまくいっているのでこれからも基本は変えずに、粗飼料の品質や成分、形態など変化があれば対応していきます。

　他の酪農家さんはもっと考えているだろうけどこの飼料高騰の時代に抜け道があるとしたら誰か教えてください（笑。

黒毛和牛

　昨年から黒毛和牛の受精卵を未経産牛に移植していて昨年の９月と先月、２頭の黒毛和牛が生まれた。

　まだ受胎中の初妊牛が２頭いるが、これ以上黒毛和牛を育成する場所がないので販売することにした。

　やはり、黒毛の保育、育成は大変だ！ケアを怠ったらすぐに調子が悪くなる。

　先月というと北海道の１月・・・。大変な時に産ませてしまったと後悔したが意外に順調だ。逆の発想で、夏場の忙しい時期より寒くても冬場の時間に余裕がある時期の方が手をかけることができるから場所さえあればＯＫかなと思う。

　まだ、今年は移植をしてないが春にかけて何頭かチャレンジするつもりだ。繁殖雌牛を飼わなくても黒毛が産まれるからすごいなぁとホントに思う。まずは、この２頭を素牛市場に出して平均以上で売ることを目標に手をかけていこう。そうすればまた受精卵を購入できる（笑。

育成舎改造

　今日は、町内の鍛冶屋さんに頼んで育成舎に連動スタンチョンをつけてもらった。大体、６ヶ月から１２ヶ月くらいの育成を入れているがそろそろ種付け準備をしようと思いつけてもらった。微力ながら自分も取り付けを手伝い、こうしてとかあーしてとか言いながら１２頭分をつけるのに夕方までかかったがいい感じに仕上がった。
　









　いざ、連動スタンチョンに入れようとしても半分くらいの牛しか入らない・・・。
やはり２,３日はかかるだろう。これで注射したり、発情のチェックも楽になる。

交換作付け

　今日は、午前中にＢＩＧＨＯＲＮＳ（町内の酪農家、繁殖農家の育成牛の除角を請け負う角取り隊）出動で近所の農家に１頭だけの除角に出かけた。除角の時間より話している時間のほうが明らかに長かった・・・。

　午後から繁殖検診の準備をしていたら近所の畑作農家さんがやってきた。うちのデントコーン畑との交換作付けの話だった。
　うちのデントコーン畑はここ数年連作が続き収量も落ち込んでいたから、昨年の秋頃その畑作農家さんに交換作付けを頼んでいたのだ。が、すっかりそんなことも忘れていたのは自分の方（失笑。
　交換する畑の確認をして後は農協に連絡するまで話が進みました。自分の畑で輪作体型が作れるように畑の面積に余裕があればなぁと感じました。少しづつ畑を改善していきたいです。

　

体温日誌

このところ分娩ラッシュで忙しい・・・。

去勢

　自家用で飼育しているジャージー牛のジャーキー君の去勢をした。